"Keep Looking"ー血液の病気 治療中、

「数万人に1人」の血液の病気だと診断され、治療中です。治ったときのことを見つめ続けたいです。プロフィール画像を押すと、紹介ページに行きます。

心にとどめたい

前回、分かりにくく書いてしまった、血液検査で悪くなった「別の部分」というのは、消化器系の値でした。
(基準値を超えていました)
一番最近の検査では、その値は大分基準値に近づいてきていました。

しかし、何で一時期その値が高くなっていたのか・・・
消化器系のお医者さんと頭を悩ませるような診察になってしまい、次回の血液検査で検査項目を追加してもらうことに。

ちなみに、以前行っていた「7日間連続注射」の治療は、今後に本格的な治療を始める関係でストップです。
もしかしたら、その注射の副反応の可能性もあるかもです。

ところで、もう何週間か前のことですが、これから訪れる苦難に耐えられるように読んでいたヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」を読み終わりました。
第二次世界大戦中にナチス強制収容所生活を送った心理学者による本です。

心に残って、記録したのは以下のような文章です。
・過去の生活にしがみついて心を閉ざすような人間に成長は望めない。
 (ここは、自分で少し要約しました)
・わたしたちが生きることから何かを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちから何を期待しているかが問題なのだ。
・この運命を引き当てたその人自身がこの苦しみを引き受けることに、ふたつとない何かをなしとげるたった一度の可能性はある。
・自分を待っている仕事や愛する人間に対する責任を自覚した人間は、生きることから降りられない。まさに、自分が「なぜ」存在するかを知っているので、ほとんどあらゆる「どのように」にも耐えられるのだ。

最初の文のように、ガツン!と言ってくれたのが自分には良かったです。

今回、病気により仕事から離れたり、そして今後は苦しい治療があることは、自分には受け入れがたいです。
しかし、この状況にも自分を成長させてくれる何かがあると信じて、受け入れていきたいと感じました。

そして、自分にも家庭や仕事があるーだからこそ、耐えていきたいです。

・・・と読み終わったときに考えたのですが、やっぱり不安はなくならないです。
この病気、厳密には厚生労働省の難病指定はされていなかったと思うのですが、難病と言うこともできます。

治った人もいる、今の病院には治療実績がしっかりある
ーまずは、この辺りを心にとどめたいと思います。

今日はこの辺りです。