部屋移動とヨブ記
前回からの大きな変化、それは部屋移動でした!
今までは4人1部屋のいわゆる「大部屋」だったのですが、個室に移動です。
周りの人を気にしなくて良いのは、とても快適。
NHKのBSで放送している海外のニュースを見たり、ニュース7を英語の副音声にしたりすることがあるのですが、大部屋のときのようにイヤホンで聞かなくてもOKです。
しかし、自分がまだ慣れていないようで、変な時間帯に目が覚めてしまいます(^^;
そんなこの部屋ですが、後数日でまた移動です。
今度は、自分の病気を治すための治療により特化した個室です。
最初、その部屋はいっぱいで入れなくて、今の部屋での治療になる、と言われていたんです。
ただそれだと、自分もどうかなと思うし(今の部屋でも治療は可能ですが)、家族としても顔を見られないのでちょっと…と思っていたんです。
(そもそも、コロナ禍では面会禁止。次に行けるはずの部屋では窓越しに家族を見られます)
それが一点、治療に特化したその部屋に行けることになったのです!
詳しい理由は聞いていませんが…
とにかく良かった、良かった、と思っています。
ちなみに、服薬も何種類か開始しています。
さて、前回書いた、聖書での苦難の意味についてですが、それは旧約聖書の「ヨブ記」にありました。
苦難と言えばヨブ記だろうと思い、読んでいたのです。
ヨブは信仰深く、行いも神様の教えに従う人。
でも、さまざまな苦難を受けてしまうのです。
データにコピーしたのは以下の部分。
・神はあなたにも/苦難の中から出ようとする気持を与え/苦難に代えて広い所でくつろがせ/あなたのために食卓を整え/豊かな食べ物を備えてくださるのだ。 (36:16)
・苦難を経なければ、どんなに叫んでも/力を尽くしても、それは役に立たない。(36:19)
・警戒せよ/悪い行いに顔を向けないように。苦悩によって試されているのは/まさにこのためなのだ。(36:21)
特に最後の21節「苦悩によって試されているのは/まさにこのためなのだ」。
あった!と思いました。
しかし、「このため」が何を指しているのかが少し難しい。
広く捉えれば19節や16節にある「苦難」?
でも直前を受けているとすれば、「悪い行いに顔を向けないように」?
という訳で、自分の求めていたものかもしれないけど、まだそれは思案中と言ったところでしょうか。
むしろ、ヨブ記を読んで感じたのは、
自分が正しいかどうか、もっとじっくり吟味する必要がある、ということ。
ヨブ記の後半で、それまで色んな議論があるのですが、神様が
「知識もないまま言葉を重ね/主の計画を暗くする者は誰か」(38:2)
とヨブに問いかけるのです。
ヨブはその言葉を受け入れて、苦難から解放されるのですが、
自分も、未熟で知識不足かもしれないのに、自分が正しいと思いすぎていることがあるのだろうと思い始めたんです。
それの方が大きな収穫だったかもしれません。
段々と進んでいく治療。
ここのスタッフの方々を信頼し、感謝していきたいと思います。
今日はこの辺りです。
弱気にならないように
入院して1週間ほどが経ちました。
「体調はどうか」と家族や看護師さんなどに尋ねられるのですが、いたって「普通」です。
よく考えたら、薬はまだ一粒も飲んでいませんし、点滴も打っていません。
それだったらGW後は難しくても、もうちょっと遅く入院したかった気もします。
家族とも長く過ごせたし。
でも、今病室が結構いっぱい、とのこと。
「このタイミングでないと入院できないかも」ということで、早めの入院でした。
では、前回の更新から何が変化しているのかというと、
口腔ケアとスキンケアになるかな、と。
どちらも、本当はまだ始めなくても良いのですが、練習で一部始めています。
口腔ケアは、この病気は治療の副作用で口内炎ができやすくなるので、その対策です。
やわらかめの歯ブラシでの歯磨きを念入りにし、うがい薬を使ってのうがいも頻繁に始めました(目標1日8回)。
スキンケアは、肌にも影響が出るということで始めています。
とにかく、保湿が大切。
そのため、ボディソープとシャンプーを保湿力が高いものに変更。
そして忘れちゃいけないのが、全身のケア。
今後、保湿ローションを家族に届けてもらい、それを使っていきます。
検査がない休日、とても暇かというと、自分はあまりそうは過ごしていません。
キリスト教関係の本を読んだり、英語に触れたり、ベッド上で少し運動したり、上記のケアも開始。
(英語に触れるという意味では、NHKの「ニュースで学ぶ『現代英語』」が役立ちます)
「そんなに忙しくしなくても」という風にも思うけど、体験記などを読むと、今後の治療が大変で、多分読書などができるのは今のうち。
聖書と解説を読んでいて、「自分が探していた苦難の意味ってここにあった!」というところがあったのですが、ちょっと長くなりそうなのでそれは次回に書こうと思います。
さて、今回のタイトルの意味ですが、「ここ」で自分がお世話になっている人で、「あぁ、この人は強気だな」という人がいるのです。
その人がいるのだから、自分の治療はきっとうまくいく-そんな気がします。
それに対して、自分は心配性だと思います。
でも、「弱気は損気」と言いますよね。
だから、極力、弱気にならないようにしたいと思います。
近々、ようやく次の段階に進みます。
退院を目指して・・・
今日はこの辺りです。
好きな街とオシム監督の言葉
お題は「好きな街」なのですが、やはりロンドンになるかな、と思います。
観光でも勉強でも複数回行ったことがあり、楽しいこと以外も経験しました。
それでも魅力があるのは、楽しめることが多様ということ、古いものを大切にしつつも変化があるということ。
自分が行くのは、教会や美術館が主。
今までに鑑賞したミュージカルは「オペラ座の怪人」のみ。
でも、もっと色々なミュージカルやファッションなども楽しめると思うんです。
あと、変化があるというのは、例えばシャード。
西ヨーロッパで最高のビルですが、ここからの眺めは本当に圧巻(一度展望台まで行きました)。
それでいて、昔ながらの大聖堂などはちゃんとキープ。
「ロンドンに飽きた者は人生に飽きた者」という言葉がありますが、それは的を射ていると思います。
パリも街並みなど本当に魅力的!
ただ、治安があまり良くなくて、地下鉄も古い感じで…
2024年のオリンピックに向けて、整備されてほしいと思っています。
ただ、今行きたい街となると、行ったことのないフランスの街とかスペインなのです。
病院へも、スペインの旅番組のDVDを持ってきています。
さて、今日もう一つの話題は、サッカー元日本代表監督のオシム監督。
オシム監督が日本代表を指揮されていた時期は短かったですが、「考えて走るサッカー」の理念などすごいなと思っていました。
先日ご逝去されたニュースは悲しく思いました。
それが日本で報道された日、色々なネットニュースで「オシム語録」が紹介され、その中から自分がデータにコピーしたした言葉がこちら。
「人間だれでもこれだけはしたいと希望がある。それがあったから向こう側から戻って来れた。やり始めた仕事が完成できなかった。その思いが復帰を後押しした」
ご病気から復帰されたときの言葉、とのことです。
自分もきちんと治して、家族と過ごす。仕事に復帰する。
行きたいところや仕事で取り組みたいことはリスト化してあります。
「治療」について少し詳しい説明を最近聞いたのですが、大変でもやっていくしかありません。
オシム監督、様々な言葉(言葉だけではないけど)を、日本にありがとうございます。
平日は、色々な検査を受けています。
やはり、初めての経験が続いています。
そして、それらの結果は、今のところ異常なし。
祝日に検査が進むことはないので、kindleに入れた本を読んでいく、などかな…
そうそう、加納朋子さんの例の本は読み終わりました。
「生きているって本当に素敵!」などの勇気の出る言葉、本当にありがたいです。
今日はこの辺りです。
GWのようです
テレビを見ていると、高速道路や空港がどれだけ混んでいるか、という話題がちらほら。
世間はゴールデンウィーク突入なわけですね。
という書き方で分かるかと思いますが、自分は数日前から入院生活です。
今のところ、そこまで気持ちは落ち込んではいないかな。
初日は結構身構えていたかもです。
幾つかの検査をしてから入院となるのですが、書類を出して受付してから検査のところそれをしないで待ってしまう、など。
近くにいた検査員の方に声をかけられて、その検査は終了。
そして、次の検査の看護師さんに呼ばれてしまう、とか(^^;)
1月の入院時と同じフロアに来たときは、「戻ってきたな」という感じ。
部屋は前回と同じでしたが、前回は窓側に対して今回は廊下側。
外の様子が分からなかったり日光が当たらなかったりで、最初は「どうかな」と思ったけど、
このベッドはパラマウントベッドだったのです!
つまり、あたまの部分を上げ下げできて、便利だなと思います。
1月の入院時はせっせと英検1級対策をしていました。
そういった具体的な目標があったけれど、それと同時に、
「何でこうなっちゃったんだろう」とか「仕事に行きたい」とか思っていたのかもしれません。
メンタル的には明るくはなかったと思います。
今回は、そういう資格取得のような目標はないですが、読みたい本をkindleに入れたり、見たい映画のDVDを100均で買ったDVDケースに入れて持ってきたり。
そういうもので少しリラックスしながら過ごしてる感じかな。
と頭では思っているのですが、昨夜はあまり良くない夢を見てしまいました……
やっぱり、色々な面から普段とは違う生活で、ストレスはかかっているのでしょう。
初日に行った採血の結果、「一番気にしている数値」はここ数ヶ月内ではベストに!
(それでも基準値以下)
その結果、土日は特に治療はしなくてもよい、となりました。
あと行ったこととしては、CT検査など。
点滴で薬を打ちながら機械に体を通して、息を吸ったり止めたり。
初めての経験でしたが、これからも「初めて」が続くのでしょう。
この病院での消灯時間はとても早くて、今晩の金曜ロードショー(魔女の宅急便)は見られません…
ということで、ちょっと気になっていた実写版の「魔女の宅急便」をAmazon Primeで見ています。
他の方のレビューの数値は少し厳しめですが、見たところまではそんなに批判するような映画ではないと思います。
今日は祝日なので看護師さんは少し少なめ。
GW中は、「治療」にむけての動きは少しゆっくりになりそうです。
今日はこの辺りです。
きっと だいじょうぶ
うらら ギュッとしよう
きっと だいじょうぶ
うらら ギュッとしよう
ずっと だいじょうぶ
NHK「おかあさんといっしょ」の「うらら」より
子どもが小さいので、この番組をよく一緒に見ています。
四月に歌のお姉さんが替わった関係か、今のところほぼ毎日この歌です。
(「今月の歌」なのかな?)
そうすると、歌えないけど、歌詞やメロディーはかなり頭に残っています。
そして、今の気持ちは「きっと だいじょうぶ」。
今年1月から書きためている、未来に希望を持てるような色々な言葉を集めたファイル。
多分ブログでは初めて書くのですが、自分はクリスチャンなので、聖書からの引用が多いのですが、例えば
・信仰が試されると忍耐が生まれることを、あなたがたは知っています。あくまで忍耐しなさい。そうすれば、何一つ欠けたところのない、完全で申し分ない人になります。(ヤコブ 1:3-4)
・試練を耐え忍ぶ人は幸いです。その人は適格な者とされ、神を愛する者に約束された命の冠をうけるからです。(ヤコブ 1:12)
という部分のお陰で、自分がこれからの治療で大変な思いをして、でもその先で神様が望んでおられるものを獲得できるーそういう思いがします。
ところで、前回書いた、「ある方の闘病記」というのは、「無菌病棟より愛をこめて」。
ミステリー作家の加納朋子さんによるものです。
彼女の、白血病での治療体験記です。
kindleだとページではなく読んだ割合が%で表示されるのですが、今のところ約半分を読みました。
さすが作家さんだと思います。
とても詳細に治療過程が書かれていて、本当に助かります。
しかし、今日読んだ発熱が続いた部分は・・・本当に、大変そうでした。
この本は、ある時点から彼女が小まめに書いていた日記が元になっているのだろうと思います。
その日記が、その期間は何日分か飛んでいたので・・・。
だから、自分もきっと辛い。
でも、確固たる根拠なんてないのですが、最初の歌詞にあるように「きっと だいじょうぶ」ー今はそう思います。
ちなみに、前回の検査で「気にしている数値」はなぜか少し上昇(良い方に)。
しかし、前々から言われていた入院、その開始日を決定しました。
治療の関係で、「○日にどんな治療をした」ということは詳細には書いてはいけないようです。
よって、次の更新は入院中の"どこか"で行うと思います。
がんばります!
今日はこの辺りです。
まずは、リーディング・リスニングかな
入院中はスマホで投稿すると思うので、今日はそれでやってみます。
改行は…多分いつもより行間が空いてしまってますよね^_^;
今日は、体調面ではない話からになりますが、はてなブログのお題に答えられそうだったので、初めて答えてみます。
お題:「もしも英語が使えたら」
って、英検1級に受かるくらいなので、英語はある程度は使えます。
でも、完璧ではない。
そして、考えてみたのですが、まずはリーディングとリスニングをもっとできるようにしたいです。
多分、「日本人は英語ができない」と良く言われるその意味は、「英語が喋れない」ということですよね。
だから、英語を喋れるようにしなくちゃいけないー
というわけで、そのトレンドには真逆なのですが^_^;
英語には文法・発音など色んな面がありますが、自分は文学への親しみは「うーん」という感じです。
そのため、今、「ナビ付き洋書」(IBCパブリッシング)で、ある小説の原書を少しずつ読んでいます。
このシリーズでは、章ごとの「これまでのストーリー」、各ページの要約、難しい単語の辞書コーナーなど、読者を助ける仕組みが工夫されていて、なかなか良いです(^^)
本当は、そういったものがない、そのままの原書が良いのでしょうけど、それを読みこなすのは難しいと思って。
ただ、それでも自分がスピードはゆっくりです。
速さが全てではないですが、理解ができれば速さも上がってくると思うのです。
もう一つの面はリスニング。
以前、アメリカのボストン近くのセイラムという街に行ったことがありました。
そこは魔女狩りで有名で、「魔女博物館」があります。
そこでは、魔女狩りについての劇を見たり、展示物の解説を聞いたりしました。
しかし、劇も解説も英語がとっても速くて、聞き取れなかった覚えがあります。
そういう経験などから、やっぱりリスニングって大切だと思います。
アウトプットも大切。
でも、リーディングとリスニングのインプット時点は、アウトプットのための基礎作りでより大切だと思います。
アウトプット面だと、本当に本当は渡辺謙さんみたいに英語が使えたら素晴らしいことだと思います。
(ハリウッド進出している日本人の英語って、あまり多く聞いてはいません。あ、でも菊地凛子さんが出演の映画は見ました)
ようやく病気の話と関連させますが、今、ある方の闘病記を読んでいます。
それによると、渡辺謙さんも血液の病気になっていた時期があるのですね(その本で、初めて知りました)。
その本、病気の治療過程が書いてあって、本当に役立ちます。
しかし、イメージが膨らみすぎて少しソワソワしている自分もいます…
体調面で具体的な話がないのは、最近は診察がなかったから。
でも、爪の形から考えると、あんまり調子は良くないかもです。
(爪の形で、少し調子の良し悪しが分かります)
今日はこの辺りです。
入院準備 少々
まずは英語関係の話から。
英検二次試験の個人成績表の裏面に情報があって、少しだけ気になっていた「合格バッジ」。
最初は有料か・・・と思って請求しなかったのですが、幾つかのブログで紹介されていたので、自分も入手してみました。
小さいけれど、Grade 1ってしっかり書いてあるので、嬉しいとは思います(^^)
さて、前回の診察では、「一番気にしている数値」は自分として比較的良かったです。
ここ最近は通院での治療を毎週行っていたのですが、次回は2週間後になりました。
そして、入院に向けての準備も本当に少しずつですが、始めています。
例えば、こちら。
kindle(無印)です。
英検が受かったご褒美という意味も込めて。
これがあれば、入院中に紙の本を幾つか持って行って読書、ということがなくなります。
ちなみに、kindleは新潟に行ったときに買ったアルビレックス新潟の雑誌でも、早川選手のお気に入りグッズとして紹介されていました。
一番最初はこれがきっかけでした。
(画像はスクリーンセーバー状態で、コミック版を読んだので次は原作はどうですか?と宣伝されています)
心の方の準備はですね・・・
最近、「自分と同じ治療」を受けた方のネット情報を少しだけ見たんです。
(見ないようにしていたのに)
その人は、「治療」をして本当に良かった!という感じでした。
自分は、むしろ「治療」をしてからの副作用がすごいんじゃないかと思っています。
今の体調は、何もない人よりは良くないけど、そこまですごく日常生活できないってほどではないのです。
(ネットで見つけた人と自分の病気は違います。でも治療法としては同じです)
だから、「その治療」をする必要あるの?って。
そして、主治医以外の方に相談できるところがあって、自分のこれまでの検査結果などを元に相談してみたんです。
そしたら、この状況だったら、もう「この治療」とのこと。
スッパリ言われたので、これでもう覚悟ができてきたかな、と。
そして、副作用もあるけれど、もう少しで入院して「治療」に向けて準備なので、
「来年度4月に仕事復帰はできるんじゃないか」という話も聞きました。
それは本当にありがたかったです。
新しいブログタイトルにした、Keep looking。
目の前の不安だけではなくて、治ったらコレをしようということにも目を向けていきたいです。
今日はこの辺りです。