"Keep Looking"ー血液の病気 治療中、

「数万人に1人」の血液の病気だと診断され、治療中です。治ったときのことを見つめ続けたいです。プロフィール画像を押すと、紹介ページに行きます。

プチ・ペイ・フォワード?

最近、4週間に1回になった検査がありました。

お盆の少し後でまだ仕事が本格的に始まっていないので、少し早い時間帯に予約していました。
そしたら、採血の時点で20分くらい待ちました。
平日のこの時間の病院は混んでいるのですね。

検査結果については、主治医からは「まずます良好」と。
前回少し低下していたヘモグロビン値は少し回復し、14.7へ。

気になるのは、基準値より少し下の白血球数。
前回よりは少し上がっています。

しかし、主治医の話によると、見られているのは白血球の成分の絶対値とのこと。
好中球や単球ということですね。
それらは全て基準値内なので、大きな問題ではないそうです。
それらの中で、基準値内の下の方の成分が幾つかあるので、白血球数が基準値未満になっているようです。

さて、タイトルに書いたのは何のこっちゃと言うことですが、
ペイ・フォワード」という映画、ご存知でしょうか?
原題は、Pay it forwardという、2000年のアメリカ映画です。
恩返しではなく「恩送り」とでも訳したら良いでしょうか。

中学1年生の少年が、社会の先生から
「世界を変える方法を見つけて、実践してみよう」
という課題を出されます。
その少年が考えたのは、まず自分1人が3人に良いことをする。
そしたら、その3人がそれぞれ3人に良いことをする。
そしてそれを繰り返す・・・というアイデア

つまり、良いことをされた人は、良いことをしてくれた人に対してではなく、周りにいる別の人へ良いことをバトンパスするようなイメージです。

少年は頑張って3人に良いことをしようとするけど、なかなかうまく行きません。
しかし、少年が意図していなかった人や失敗したと思った人から、実は親切な行いの「恩送り」は続き、次第にアメリカ全土に広がっていくというお話です。

ある理由で、何年も前に見たその映画を見直していました。

そして、詳しい事情は書けませんが、
最近ある人に「お大事になさってください」と声を掛けたことがありました。

声を掛けるかどうかは少し迷いました。
でも、自分だって何人かの方から「お大事になさってください」という声を掛けられた経験があったわけです。

その経験とその映画の内容が思い出されて、結局その人には声を掛けました。

そしたら、その人の反応は良かったかなと思うので、
声を掛けたのは悪くはなかったのかな、と思います。

映画の「恩送り」は命を救うくらいの行いもあったので、
その日に自分が「お大事になさってください」と言ったことは本当に大したことのないことです。
だから、プチプチプチペイ・フォワードくらいなんじゃないかと。

これも、自分がMDSになったからできたことなのかもしれません。
そうじゃなくても出来た方が良かったことですが。

先日の検査では、また3週間分のレナリドミドとそれ以外の2種の薬を4週間分受け取りました。
今日は大変長くなってしまったので、次の検査の話はまたいつかにしますね。

そして、気づいたらブログランキングが低下していますね(^_^;)
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