"Keep Looking"ー血液の病気 治療中、

「数万人に1人」の血液の病気だと診断され、治療中です。治ったときのことを見つめ続けたいです。プロフィール画像を押すと、紹介ページに行きます。

たとえ雲の下を歩いているときにも

白血病を経て復帰に向けて取り組んでいる、競泳の池江璃花子選手の番組「振り向かずに 前へ」を見ました。
また、タイトルに書いたような言葉から始まる言葉を聴きました。
うまくつながるか分かりませんが、今日はその二つから感じたことを書いてみようと思います。

まずは番組のことから。
池江選手の治療前→治療後で構成されていまいした。

治療前の彼女の功績は、リオオリンピックに日本人初の7種目で出場、2018年のアジア大会で史上最多の6冠、今も破られていない日本記録が沢山。
私は、スポーツで興味があるのはサッカーの代表の試合くらいだから、その辺りのことがよく分かっていなくて(^_^;)
彼女はトップアスリートと言われることがあるかと思いますが、これらの記録にびっくりして、それ以上の「超トップアスリート」だと感じました。

だからこそ白血病が分かり、東京オリンピックに出場できないことが分かったときは相当の落ち込みだったかと言えば、「プレッシャーから解放されて良かった」という言葉。
別の番組の特集でその辺りのことは見ていたので、この気持ちは知っていました。

造血幹細胞移植のときの苦しみは本当に相当のものだったみたい。
自分も、同じような治療を受けるのだろうと思っていたので、闘病中の方のブログを読んで少し知っていましたが・・・

そこから今は這い上がって、3月には水に浸かることができるようになりました。
今、東京では外出禁止になっていてトレーニングができないようですが、復帰に向けて頑張っている様子でした。
番組としてはこの辺りが丁寧に取材されていました。

「なぜこんなに頑張れるのだろう」と思いましたが、その理由は「彼女には目標があるからだ」と思いました。
目標は、「自分が泳いでいる姿を色々な人、特に病気の人に見せて勇気を与えたい」ということでした(一語一句は正確ではないかもしれませんが)。

ということで、今私がこのようにしてブログを書いているのは、正しく彼女の思惑通りかな(笑)
MDSは段階が進むと白血病に進行する可能性もあります。
だから、実は似たような病気なのです。治療法も共通のものがありますし。

さて、もう一つの話ですが、タイトル以下まで書くと、
「たとえ雲の下を歩いているときにも太陽について語り続けることの出来る人たち」
です。
そのような人たちがいるという話を、あるところで聴きました。

どんなに辛い状況でも、良い面を見つめるという意味だと分かるかと思います。
「そのような人たちは現状の良い面だけ見ているのでは」と思えるかもしれません。
しかし、そのような人たちはむしろ敏感に現実を見据えて、
絶望に浸るよりも希望に心を向ける方が自分を豊かに生かすことが出来るとわきまえている、ということのようです。

私は、MDSが分かり一気に仕事がうまく出来なくなってしまった時期がありました。
「日常生活にはほとんど影響ありません」
と他の人に説明していたのに、そうも言っていられなくなったのです。

私は、病気の人の気持ちが分かるようになったはず。
池江さんも、「病気を通して、病気の人の気持ちが分かるようになった」と言っていました。
だから池江さんのように、ポジティブに考えることも出来るはず。
しかし、自分の場合はどちらかと言うと仕事をうまく出来なくなったときのことを思い出して、勝手に落ち込むことがあります。

まずは、目標を持とう。
「体重を減らす」とか「新しい職場に慣れる」とか、そういうことはあるけど、うーんなんかもっと大きなものを考えたい。
そして、すぐには「雲の下でも太陽のことを語れる人」にはなれないかもしれない。
でも、せっかくそういう話を聴いたのだから、それで終わらせることなく、近づけるように思考を変えていきたい。
そうじゃなきゃ人生が楽しくない。

今週、検査・診察があります。
池江さんも、2週間に1回検査があると番組で言われていて、「あ、同じだな」と。
ヘモグロビン値も気になるけど、今一番の懸念は白血球数と好中球数。
感染症対策をしているからか、コロナにはなっていません。
そうそう、そういう考えで良いのかな。

少しはまとまったかな(笑)
今日はこの辺りです。